【Mac】Gitが突然繋がらなくなった!xcrun: errorの場合の対処法
コル
テクてくブログ
こんにちは、コル(@bravecol)です。
今回はコマンドの場所を知りたくて調べる機会があったため、その時の備忘録です。
typeコマンドにてコマンド本体の場所を確認できます。
type [-オプション] コマンド名
(例)type -a ls
typeコマンドの注意点として、Windows系のOSとUNIX系のOSで挙動が違います。
指定可能オプション | 意味 |
---|---|
-a | 指定したコマンド名の全情報を表示 |
-t | 指定したコマンド名のタイプのみを表示 |
-p | 指定したコマンド名のパスのみを表示 |
実行結果は下記の通りです。
/* 1.ビルトイン(組み込み) */
$ type -a cd
cd is a shell builtin
cd is /usr/bin/cd
/* 2.実行ファイル */
$ type -a wine
wine is /usr/local/bin/wine
コマンドにはビルトインコマンド(組み込み)と実行ファイルとして提供されているものがあります。
出力結果にもあるとおり、1.には「buildin」の表記がありますが2.には「buildin」の表記がありません。
2は僕がhomebrewによってインストールしたコマンドであり、実行ファイルとして指定のフォルダに存在しているためです。
/* 1.ビルトイン */
$ type -t cd
builtin
/* 2.実行ファイル */
$ type -t wine
file
/* 1.ビルトイン */
$ type -p cd
/* 2.実行ファイル */
$ type -p wine
/usr/local/bin/wine
ビルトインの場合はパスが出力されません。
実行ファイルの場合はパスが確認できます。
今回はMacにてコマンド本体の保存場所を確認するためのコマンドを記載しました。
シェルで何かを実行する処理を記載したり、Automatorでアプリを作成したりする場合にはたまに必要になることがあるのでまた忘れたらここを見ようと思います。
Windows OSでは挙動が異なるので注意してくださいね。
読んでいただきありがとうございました。
それでは、皆さまも快適な開発ライフをお送りください^^